摂取時の注意点

繊維は腸の健康には不可欠なものですが、摂取には注意点もあります。特に注

意したいのは過剰摂取で、これは下痢や腸の機能低下、ビタミンやミネラルの欠

乏症にもつながります。

 
よく知られているように、繊維は腸内の善玉菌を増やしたり、腸のぜん動をうなが

すことで働きを活性化させる機能があるのですが、摂り過ぎると腸を過剰に刺激

し、下痢につながります。下痢になると腸内の水分とともにミネラルがどんどん排

出されてしまい、体に吸収されません。

 
繊維は腸内で脂肪を吸着するため、ダイエット食品にもよく使用されていますが、

繊維の摂り過ぎでもしも脂肪がほとんど吸収されなくなった場合、脂溶性のビタミ

ンであるビタミンA、E、D、Kなども摂取できなくなってしまいます。また、腸内で繊

維が吸着するものは、脂肪だけではありません。実はミネラルの中で、カルシウ

ム、亜鉛、鉄なども吸着してしまうのです。

 
繊維の過剰摂取がビタミンやミネラルの欠乏症につながるリスクがあるのはこうし

た理由によります。
繊維の一日の摂取量は17~19gといわれます。食事だけでとるのは大変なので、

サプリメントを併用するとよいと思いますが、サプリメントは少ない体積で多くの繊

維を摂取できるため、摂り過ぎにならないように注意してください。